kn0617aaのブログ

文系科目ダメダメな中高生・浪人生のための英作文修行

オリジナル勉強風呂Gu 第18回 2021.4/5

 長恨歌 その18: 翠華揺揺行復止 西出都門百余里

翠華揺々として行きてまた止まり、西のかた都門を出づること百余里。

皇帝の旗はゆらゆらと進んでは止まりノロノロと行く。そうして長安の城門から百里あまりの馬嵬(ばかい)の地に着いた。

N君:ゆらゆら、ノロノロといった擬態語を英語でどのように表現するかが難しいが、いろいろ試すことができるので面白そうです。

The Emperor's flag went forward slowly, stalling only at a bit  obstacle.  His party barely reached the Bakai village approximately 400km away to the west from the Capital's gate.

S先生:barely の使い方は難しいのですがここではこれで良いと思います。要は「ぎりぎり肯定」という意を表すのであって、「着かなかった、ではなく、なんとかかんとかやっと着いた」といった感じです。

The Emperor's swinging flag decorated with the feathers of jades repeated advancing and stopping.  At last His Forces arrived at Bakai more than one hundred miles away to the west from the Gate of Choan.

N君:私の作文には、「翡翠」と「余り」が抜けておりました。やってる最中はまったく気付きませんでした。