kn0617aaのブログ

文系科目ダメダメな中高生・浪人生のための英作文修行

オリジナル勉強風呂Gu 第579回 2022.10/17

古文研究法30-2 枕草子:小舎人(こどねり)は、ちひさくて髪のうるはしきが、すそさはらかに声をかしうして、かしこまりてものなど言ひたるぞ、らうらうしき

小舎人は小さくて髪のキチンとしている者が、毛の末のほうがサラサラして声が良くて謹んでものを言ったりする、その様子が愛らしい

N君:小舎人というのは官中の雑用係です。「すそ」はここでは「毛先」、形容動詞「さはらかなり」は「サラサラして」の意。形容詞「らうらうし」は「可愛い、愛らしい」の意。

To be pretty is desirable for a servant engaging in trivial everyday duties in Palace.  In addition to that, the beautiful hair with its edge rustling in the wind is lovely.  Furthermore, the way he talks discreetly in a clear voice seems very charming.

S先生:前回とは打って変わって今日のところはとても良いです。第1文の trivial everyday duties というのは工夫して考えた言葉のようですが、要するに chores のことですね。しかしそれはたいした問題ではなくて、全体的によく書けています。私はこのN君の作文をさらに簡潔かつ締まった文章にしてみたので、どこがどう変わったかを観察して、今後の作文力向上に役立てて下さい。

Those who engage in chores at Court look very charming when we hear them talk respectfully in a sweet voice with their smooth hair combed tidily.