kn0617aaのブログ

文系科目ダメダメな中高生・浪人生のための英作文修行

2022-10-04から1日間の記事一覧

オリジナル勉強風呂Gu 第581回 2022.10/19

古文研究法31-2 大鏡:また播磨(はりま)の国におはしまし着きて明石の駅(うまや)といふ所に御宿りせしめ給ひて、駅の長(をさ)のいみじう思へるけしきを御覧じて作らしめ給へる詩(からうた)いとかなし。「駅長無驚時変改 一栄一落是春秋」「駅長驚く無かれ時…

オリジナル勉強風呂Gu 第580回 2022.10/18

古文研究法31-1 大鏡:無きこと(無実の罪)によりてかく罰せられ給ふを、かしこくおぼし嘆きて、やがて山崎にて出家(すけ)せしめ給ひて都遠くなるままに、あはれに心細くおぼされて「君が住む宿の梢をゆくゆくも 隠れるままに返り見しやは」。 無実の罪でこの…

オリジナル勉強風呂Gu 第579回 2022.10/17

古文研究法30-2 枕草子:小舎人(こどねり)は、ちひさくて髪のうるはしきが、すそさはらかに声をかしうして、かしこまりてものなど言ひたるぞ、らうらうしき。 小舎人は小さくて髪のキチンとしている者が、毛の末のほうがサラサラして声が良くて謹んでものを…

オリジナル勉強風呂Gu 第578回 2022.10/16

古文研究法30-1 枕草子:牛飼(うしかひ)はおほきにて髪あかがしらにて、顔の赤みてかどかどしげなる。雑色(ざふしき)・随身(ずゐじん)は、細やかなる、良き。男(をのこ)も、なほ若きほどはさるかたなるぞ良き。いたく肥えたるは、ねぶたからむ人、と思はる。…

オリジナル勉強風呂Gu 第577回 2022.10/15

古文研究法29-2 土佐日記:しひて問へば言へる歌、ゆく人も止まるも袖の涙川 みぎはのみこそ濡れ勝りけれ、となむ詠める。かくは言ふものか。美しければにやあらむ、いと思はずなり。 私(筆者=紀貫之)が無理にその子に尋ねるとその子が言った歌というのが「…