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文系科目ダメダメな中高生・浪人生のための英作文修行

2023-02-14から1日間の記事一覧

オリジナル勉強風呂Gu 第735回 2023.3/23

古文研究法113-4 謡曲「大原御幸(おおはらみゆき)」より:折々に心なけれど訪(と)ふものは、賤(しづ)が爪木(つまき)の斧の音、梢の嵐猿の声、これらの音ならでは、柾木(まさき)の葛(かづら)青つづら、くる人稀(まれ)になり果てて、草顔淵(がんえん)が巷(ちま…

オリジナル勉強風呂Gu 第734回 2023.3/22

古文研究法113-3 謡曲「大原御幸(おおはらみゆき)」より:山里はものの寂(さみ)しきことこそあれ、世の憂きよりはなかなかに、住みよかりける柴の扉(とぼそ)、都の方(かた)の訪れは間遠(まどほ)に結(ゆ)へるませ垣や、浮き節繁(しげ)き竹柱、立居(たちゐ)に…

オリジナル勉強風呂Gu 第733回 2023.3/21

古文研究法113-2 平家物語より:後(うしろ)は山、前は野辺(のべ)、い笹小笹(をざさ)に風騒ぎ、世に絶えぬ身の慣(なら)ひとて、憂(う)き節(ふし)繁(しげ)き竹柱、都の方(かた)の言伝(ことづて)は、間遠(まどほ)に結(ゆ)へるませ垣や、僅(はつ)かに言問(ことと…

オリジナル勉強風呂Gu 第732回 2023.3/20

古文研究法113-1 平家物語より:古(ふ)りにける岩の絶え間より落ちくる水の音さへ趣(ゆゑ)び由(よし)ある処(ところ)なり。緑蘿(りょくら)の墻(かき)、翠黛(すいたい)の山、画(え)に描(か)くとも筆も及び難し。軒には蔦(つた)・朝顔這(は)ひ掛かり、荵(しのぶ…

オリジナル勉強風呂Gu 第731回 2023.3/19

古文研究法112-2 堤中納言物語「ほどほどの懸想(けそう)」より:とりどりに思ひわけつつ物言ひたはぶるるも、何ばかりはかばかしきことならじかしとあまた見ゆる中に、いづくのにかあらむ、薄色(うすいろ)着たる、髪脛(かみはぎ)ばかりある、頭(かしら)つき…