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文系科目ダメダメな中高生・浪人生のための英作文修行

オリジナル勉強風呂Gu 第174回 2021.9/8

桐壺114:みこ六つになり給ふ年なれば、このたびはおぼし知りて恋ひ泣き給ふ。

さすがに六つともなれば、祖母の死もわきまえ知る年ごろで、この度の別れのことは聞き知って焦がれて泣いた。

N君:Now that he became six and could know the meaning of his grandmother's death, he cried and cried over the forever parting.

S先生:これまでも出てきましたが Now that は「いまや~なので」というような意の接続詞ですから、ここでの使い方はOKです。that が省略されて Now だけの場合もあるので注意してください。six years old は前回でてきたので、ここでは短く six としましたね。それでOKです。終わりのところの前置詞 over はとても良かったのにその後がいけません。forever は副詞なのでこういった形容詞みたいな使い方をしてはいけない。和製英語にだまされたのでしょうね。over eternal sleep くらいでどうでしょうか。

The young Prince, who became six, was old enough to know what his grandmother's death meant.  When he was informed of her death, he cried and cried.

N君:be old enough to do や what SV など、英語っぽい言い方が出てきて、僕の作文との差を感じます。のっぺりとしてなくて、「起伏があってしかも締まっている」と感じます。