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文系科目ダメダメな中高生・浪人生のための英作文修行

2021-05-03から1日間の記事一覧

オリジナル勉強風呂Gu 第162回 2021.8/27

桐壺102:月も入りぬ。 やがて月も沈んだ。 N君:Then the moon went down below the horizon. S先生:Soon the moon sank. 今日の英作談義は、ナツメ社・杉浦洋一著「日本文化を英語で紹介する事典」の冒頭に出ている「日本人の精神」から「幽玄」をご紹介…

オリジナル勉強風呂Gu 第161回 2021.8/26

桐壺101:いとおしたちかどかどしき所ものし給ふ御かたにて、ことにもあらずおぼしけちてもてなし給ふなるべし。 弘徽殿女御という人は、気が強く険のある人柄であったから、おそらくは「たかが桐壺更衣ふぜいが死んだ程度のことなど物の数ではない」という…

オリジナル勉強風呂Gu 第160回 2021.8/25

桐壺100:このごろの御けしきを見奉るうえ人女房などは、かたはらいたし、と聞けり。 このごろの帝の御苦悩をお側で見聞きしている殿上人や女房なども、弘徽殿からの物音を聞くに堪えぬという思いで聞いていた。 N君:Aristcrats or ladies-in-waiting, who …

オリジナル勉強風呂Gu 第159回 2021.8/24

桐壺99:いとすさまじう、ものし、と聞こしめす。 その物音が聞こえてくるにつけても、帝は「まったく興ざめな、気に障ることだ」とお聞きになっている。 N君:Hearing the sound, He said to Himself with a sigh, "I am irritated by her indifferent beha…

オリジナル勉強風呂Gu 第158回 2021.8/23

桐壺98:風の音、虫のねにつけて、もののみ悲しうおぼさるるに、弘徽殿には久しくうへの御つぼねにも、まうのぼり給はず、月のおもしろきに、遊びをぞし給ふなる。 とにもかくにも、秋風の音、虫の声、なににつけても帝はただただ悲しく思われているというの…