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文系科目ダメダメな中高生・浪人生のための英作文修行

オリジナル勉強風呂Gu 第162回 2021.8/27

桐壺102:月も入りぬ。

やがて月も沈んだ。

N君:Then the moon went down below the horizon.

S先生:Soon the moon sank.

今日の英作談義は、ナツメ社・杉浦洋一著「日本文化を英語で紹介する事典」の冒頭に出ている「日本人の精神」から「幽玄」をご紹介しましょう。この本は定価1980円で少し高いですがとても素晴らしい本なので、このブログを見ている英語学習者の皆さんには是非読んでいただきたいです。以下に示した日本語がどんな英文になっているか、じっくり味わって下さい。

「幽玄」:言葉の意味には表れなくても、あるいは目には定かに見えなくても、それ故にこそその奥に人間が感じる事が可能な美の世界、それが幽玄です。これは、余情を重んじ省略をよしとする日本人の心情の根底に流れている情緒のひとつです。

The subtle and profound : What is neither apparent in the meanings of words nor clearly visible to eyes is, for those very reasons, the aesthetic world that man can sense behind it all : This is Yugen.  It is one of the emotions flowing in the depths of Japanese feelings that value suggestiveness and encourage brevity.

N君:まず「幽玄」が、the subtle and profound「かすかで奥深いもの」という英語になっているのが感動的です。余情はsuggestiveness, 簡素は brevity と言うんですね。文章の構成も流れるような感じでエレガントそのものですね。