kn0617aaのブログ

文系科目ダメダメな中高生・浪人生のための英作文修行

オリジナル勉強風呂Gu 第203回 2021.10/7

桐壺143:ふぢつぼと聞こゆ。

この方が藤壺の女御である。

N君:やっと登場しました。現帝に輿入れした先帝第4皇女=藤壺 こそが近い将来、光源氏=現帝第2皇子=現帝と故桐壺との間に生まれた男子 と不義密通してしまうのです。昔お昼の時間帯にTVでやっていたメロドラマの題材になりそうな展開ですね。光源氏から見れば年上の美しい女性、しかもその方は義理の母にあたるというわけです。

The fourth lady was referred to as Fujitsubo,

前回の英作談義で出て来た refer to を受け身で使いました。つまり refer to A as B = call A B = A is referred to as B というわけです。

S先生:This was a lady called "Fujitsubo."

早速 refer to を使ってきたね。その態度がよろしい。覚えたことをすぐに使ってみることが大切です。どうせすぐに忘れるのですが、忘れて灰になったその一粒がN君の体に染みついていくのです。さて今日は「any の位置」について英作談義をしましょう。第205回に出てくるからです。一般的には not any ~ = no ~ というふうに理解されていてそれで良いのですが「any が否定語の前に飛び出ることは絶対にない」ということをこれから見ていきましょう。たとえば No one knew him. は良いとして、Anyone did not know him. はいけません。No students came. はOKで、Any students did not come. はいけません。同じことが either にも言えます。「二人とも来なかった」と言いたい時、Neither of them came. はOKですが、Either of them did not come. はダメです。