文系科目ダメダメな中高生・浪人生が英作文修行を通して文系教科全般に触れていくためのブログです。第1回および第422回においてこのブログの目的・対象・方法・登場人物・参考文献などについて解説しています。今回はちょうどよい区切りなので、ここまでの小括と今後の見通しについてまとめておこうと思います。
第1回 ～ 第60回 ： 長恨歌
第61回 ～ 第265回 ： 源氏物語 桐壺
第266回 ～ 第421回 ： 源氏物語 帚木
第422回 ： 小括
第423回 ～ 第522回 ： 百人一首 ＋ 歴史放談
第523回 ～ 第533回 ： 落穂拾い ( The Saddest Day ＋ 聖書格言)
第534回 ： 小括
第535回 ～ ： 古文研究法例題
次回から俎上に乗るのは、昭和30年頃に古文の受験参考書として一世を風靡した小西甚一先生著「古文研究法」です。この本には例題が150個くらい出ていてバラエティーに富んでいるので、これらの英訳に取り組みつつ古文や文学史についても勉強していこう、という目論見です。まず例題を挙げ、現代語訳しながら古文を学び、次にそれをN君が英訳してみて、最後にS先生の批評が入る、という手順です。古典英訳のN-Sコンビは既に、長恨歌・桐壺・帚木・百人一首 というふうに経験を重ねてきたので、この古文研究法シリーズが総仕上げということになります。古文研究法シリーズの後はまだ考えておりませんが、もしかしたらK先輩の歴史放談シリーズが復活するかもしれません。
