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文系科目ダメダメな中高生・浪人生のための英作文修行

オリジナル勉強風呂Gu 第74回 2021.5/31

桐壺14:御つぼねは桐壺なり。

彼女の部屋は桐壺で、帝の御寝所からは最も遠い東北の隅にある別棟にあった。

N君:Her room called Kiritsubo was in a separated ward which was located in the north-eastern corner of the Palace and was most distant from the Emperor's room. 

S先生:The room of Kiritsubo was in another resistance of the northeastern corner, farest from His bedroom.

今回は短く終わったので少し英作談義をしましょう。

(1) 状態動詞は原則として進行形にはならず、I live in Tokyo. で「常住」を表している。これを I am living in Tokyo. にしたらおかしな感じだが、これはこれでちゃんとした意味をもっていて「一時的居住」を表しています。例外的な表現ですけどね。

(2) percent のように数量の単位を示す数字は複数形にならない。たとえば、ten percent, three hundred, ten thausand など。「67年前」は three score and seven years であって、scores ではない。ただし「たくさんの」の意で scores of books などとすることはあります。score は20の意なので辞書をひいて確かめて下さい。

(3) 何か主文があってそれに続けて So+S+V だったり So+V+S だったりを加えることがありますよね。必ず最後に来る単語を強く発音します。それぞれどういう意味なのでしょうか? たとえば、You are young and so am I.「私も若い」。"He can speak English." ”So can she."「彼女も話せる」。"I went to the movies yesterday." "So did I."「私も見に行った」。これが逆になるとどうなるか。”He is lazy." "So he is."「まったくそのとうり」。"We all worked hard." "So we did."「本当によく働いたね」。結局、最後のところに持って来て強く発音するところを意味として強調しているのですね。