kn0617aaのブログ

文系科目ダメダメな中高生・浪人生のための英作文修行

2021-03-20から1日間の記事一覧

オリジナル勉強風呂Gu 第10回 2021.3/28

長恨歌 その10: 後宮佳麗三千人 三千寵愛在一身 後宮の佳麗三千人、三千の寵愛一身にあり。 後宮には美しい女たちが三千人も侍っているが、その三千人へ注がれるべき皇帝の寵愛は彼女ひとりに注がれた。 N君:構成的にはわりと書き易そうだけど、単語がどう…

オリジナル勉強風呂Gu 第9回 2021.3/27

長恨歌 その9: 承歓待宴無閑暇 春従春遊夜専夜 歓を受け宴に侍りて閑暇なく、春は春の遊びに従い、夜は夜を専らにす。 彼女は皇帝のご機嫌を取り、遊宴に侍って少しの暇もなく、春は春の遊びのお供をし、夜は夜で皇帝の寵愛を独占した。 N君:「夜は夜をも…

オリジナル勉強風呂Gu 第8回 2021.3/26

長恨歌 その8: 春宵苦短日高起 従此君王不早朝 春宵短きに苦しみ日高くして起く。これより君王早朝せず。 皇帝と楊貴妃が愛をかわす春の夜はたちまちに過ぎゆき、皇帝は日が高く昇ってからようやく起き出すといったありさまで、これ以降、皇帝は朝の政務を…

オリジナル勉強風呂Gu 第7回 2021.3/25

長恨歌 その7: 雲鬢花顔金歩揺 芙蓉帳暖度春宵 うんぴんかがんきんぽよう、芙蓉のとばりあたたかにして春宵を渡る。 美しい黒髪、花のような顔、そうして歩くと揺れる金の髪飾り、、、。 蓮の花模様の帳の中は暖かく、春の夜は更けてゆく。 N君:なんだか詞…

オリジナル勉強風呂Gu 第6回 2021.3/24

長恨歌 その6: 侍児扶起嬌無力 始是新承恩沢時 侍児たすけおこせば嬌(きょう)として力なし。はじめてこれ恩沢を受くるの時。 湯から上がって侍女が抱きかかえて助け起こそうとすると、なよなよと力ない風情であった。これは初めて皇帝の寵愛を受けたばかり…

オリジナル勉強風呂Gu 第5回 2021.3/23

長恨歌 その5: 春寒賜浴華清池 温泉水滑洗凝脂 春寒くして浴を賜う華清の池、温泉の水滑らかにして凝脂を洗う。 春はまだ寒く、皇帝は彼女に華清宮の温泉で湯あみするよう特別にお命じになった。 温泉の水は滑らかで、白くムッチリとした肌に注ぎかかる。 N…