長恨歌 その7： 雲鬢花顔金歩揺 芙蓉帳暖度春宵
うんぴんかがんきんぽよう、芙蓉のとばりあたたかにして春宵を渡る。
美しい黒髪、花のような顔、そうして歩くと揺れる金の髪飾り、、、。
蓮の花模様の帳の中は暖かく、春の夜は更けてゆく。
N君：なんだか詞の世界にどっぷりとはまってきた感じがします。数学や物理とは異なるemotionの世界に、、、。
Everyone was attracted by her beautiful black hair, her face like a flower, and her gold hair ornament swinging with her Monroe steps. It is comfortably warm in the bed room covered with curtains which are decorated with a design of lotus flowers.
S先生：第1文で her を重ねたところにN君の emotion を感じるね。モンローステップも感じが出ていて好感が持てます。swinging のところは which swung のほうが良いかもしれないですね。第1文が過去時制なのに第2文が現在時制なのは好ましくないので、ここは過去形で通したほうが良いでしょう。bed room ではなくて bedroom です。それと「春の夜は更けてゆく」を訳し忘れてますよ 。試験の現場では気を付けておこう。
Her black hair was as fluffy as a cloud, her face was as beautiful as a flower, and her gold-ornamented hair swung seductively as she walked. It was warm in the bedroom with lotus curtains, where they enjoyed spring nights making deep love.
N君：最後の関係副詞節にズキューンと来ました。ただ単に夜が更けるのではなくて、そういう夜のとばりの中でメイクラブが行われているっちゅうことなのね。イヤー、深くて僕には読み取れません。
