kn0617aaのブログ

文系科目ダメダメな中高生・浪人生のための英作文修行

オリジナル勉強風呂Gu 第812回 2023.6/8

古文研究法141-5 俳人蕪村(正岡子規)より:絶頂の城たのもしき若葉かな

頂上には城が見える。引き締まった威厳と美しい構成の線は見る者に頼もしさを感じさせてくれる。それは、山を埋め尽くす若葉の色を一層鮮やかにさせる。

N君:「若葉」をお題にした蕪村の句が続きます。

The castle built on the summit of the hill looks rliable because it seems to be supported by young green leaves casting energy to all directions.

S先生:私の作文もN君のとほとんど同じなので今日は書きません。文末の cast energy to all directions の前置詞は基本的には in のほうがよいのですが、ここでは to もありうるかもしれません。また「全方向にエネルギーを放っているのは若葉なのか、それとも城なのか」という問題があります。このまま読めば casting 以下が leaves にかかっている感じなので「エネルギーを放っているのは若葉」です。しかし because 節の主語 it =城 を主語とした分詞構文と取ることもできるわけで、その場合は「エネルギーを放っているのは城」です。