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文系科目ダメダメな中高生・浪人生のための英作文修行

オリジナル勉強風呂Gu 第809回 2023.6/5

古文研究法141-2 俳人蕪村(正岡子規)より:日光東照宮にて、、、、あらたふと青葉若葉の日の光

日光東照宮の荘厳・華麗さには頭が下がる。あたりには青葉若葉が初夏の日光に映えており、その日光は家康公の威徳を象徴するかのように輝かしさに満ちている。

N君:前回に引き続き「若葉」をお題とした芭蕉の句です。

How bright the sunshine is in the premises of Nikko-Toshogu Shrine surrounded by a lot of young green leaves !  It is full of the virtue of Lord Ieyasu.

S先生:第1文に出て来た premise は単数形の時は「推理の根拠、前提」のような意味ですが、複数形の時は「学校の構内、寺社の境内」のような意味になります。このように単複で意味の異なる名詞として premise を意識しておいてほしい。同じく第1文後半の a lot of は不要な感じがします。第2文の virtue「徳」ですが、dignity「威厳」にする手もありますね。ところで最近の本シリーズは文学的に難しくなりすぎて私の手には負えなくなりました。芭蕉の陰性美、蕪村の積極的美、ともに感じることができないのに、それを英訳するなど私に出来る筈もないのです。最近は勝手な解釈をして「英語らしきもの」に変換しているだけなので、N君はそのあたりをよく勘案して作文の勉強を続けて下さい。

I cannot but be impressed with the magnificence of Toshogu Shrine with young green leaves in the sunshine.  The premises are shone brightly like the symbol of Lord Ieyasu's dignity.