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文系科目ダメダメな中高生・浪人生のための英作文修行

2023-04-10から1日間の記事一覧

オリジナル勉強風呂Gu 第787回 2023.5/14

古文研究法134-2 井原西鶴「万の文反古(よろづのふみほぐ)」より:常々親しく語り合ひ申し候ふ人には金銀はさておき命を捨て申し候。おのおのの心底、親類とは申し難し。私身代破りそのもとをまかり立ち申し候ふ時、道中の使ひ銀(がね)わづか三十目の事さへ…

オリジナル勉強風呂Gu 第786回 2023.5/13

古文研究法134-1 井原西鶴「万の文反故(よりづのふみほぐ)」より:ここもと珍しき干松茸(ほしまつたけ)一袋下されかたじけなく存じ候(さふらふ)。さりながら御心入れ満足に存ぜず候は、我らこの方へまかり下りし申し候は早十二・三年以前にまかりなり候に、…

オリジナル勉強風呂Gu 第785回 2023.5/12

古文研究法133-2 平家物語「海道くだり」より:(重衡)「かしこうぞなかりける、子だにあらましかばいかに心苦しからん」と宣(のたま)ひけるこそ、せめてもの事なれ。小夜(さや、さよ)の中山にかかり給ふにも、また越ゆべしともおぼえねば、いとどあはれの数…

オリジナル勉強風呂Gu 第784回 2023.5/11

古文研究法133-1 平家物語「海道くだり」より:都を出でて日数(ひかず)経(へ)れば、弥生(やよひ)もなかば過ぎ春も暮れなんとす。遠山の花は残りの雪かと見えて浦々島々霞み渡り、来し方行く末の事どもを思ひ続け給ふに(平重衡)「さればこれはいかなる宿業の…

オリジナル勉強風呂Gu 第783回 2023.5/10

古文研究法132-4 大鏡より:(某の主の心中)「げにかばかりの祝ひの御事、また今日になりて停(と)まらむも忌々(いまいま)しきに。やをら引き隠してあるべかりける事を心肝なく申すかな」、いかに思(おぼ)しつらむ」と、後にぞかの殿(=某の主)もいみじう悔い給…

オリジナル勉強風呂Gu 第782回 2023.5/9

古文研究法132-3 大鏡より:いとあやしく(某の主)「さまで大殿籠(おおとのごも)り入りたりとは見えさせ給はぬに、いかなればかくてはおはしますぞ」と思ひて、とばかり御前にさぶらふにぞ、うち驚かせ給ふさまにて(兼家)「御装束は果てぬるにや」と仰せらる…