kn0617aaのブログ

文系科目ダメダメな中高生・浪人生のための英作文修行

2023-04-03から1日間の記事一覧

オリジナル勉強風呂Gu 第773回 2023.4/30

古文研究法128-2 徒然草187段より:芸能・所作のみにあらず、おほかたのふるまひ・心使ひも、おろかにして慎めるは得のもとなり。巧みにして縦(ほしひまま)なるは失のもとなり。 これは芸能とか技術とかばかりではなくて、一般的なふるまいや心構えなどにも…

オリジナル勉強風呂Gu 第772回 2023.4/29

古文研究法128-1 古文研究法187段より:よろづの道の人、たとひ不堪(ふかん)なりといへども堪能(かんのう)の非家(ひか)に並ぶ時、必ず勝(まさ)れることは、たゆみなく慎みて軽々しくせぬと、ひとへに自由なるとの等しからぬなり。 色々な方面の専門家は、た…

オリジナル勉強風呂Gu 第771回 2023.4/28

古文研究法127-2 源氏物語若紫より:(姫君は)幼な心地にもさすがにうちまもりて伏し目になりてうつぶしたるに、こぼれかかりたる髪つやつやとめでたう見ゆ。(尼君)「生(お)ひ立たむありかも知らぬ若草を 後(おく)らす露ぞ消えむそら無き」。 姫君は幼な心に…

オリジナル勉強風呂Gu 第770回 2023.4/27

古文研究法127-1 源氏物語若紫より:尼君、髪をかきなでつつ「けづることをも(姫君は)うるさがり給へど、をかしの御髪(みぐし)や。いとはかなうものし給ふこそ、あはれにうしろめたけれ。かばかりになれば、いとかからぬ人もあるものを。故姫君は十二にて殿…

オリジナル勉強風呂Gu 第769回 2023.4/26

古文研究法126-2 更級日記より:(命婦)「御前のをおろしたる」とてわざとめでたき草子ども硯(すずり)の箱の蓋に入れておこせたり。嬉しくていみじくて夜昼これを見るよりうちはじめ、またまたも見まほしきに、ありもつかぬ都のほとりに誰かは物語求め見する…

オリジナル勉強風呂Gu 第768回 2023.4/25

古文研究法126-1 更級日記より:(京の宅は)広々と荒れたる所の、過ぎ来つる山々にも劣らず、大きに恐ろしげなる御山木どものやうにて、都の内とも見えぬ様(さま)なり。ありもつかずいみじう物騒がしけれども、いつしかと思ひしことなれば、(筆者=菅原孝標女…