kn0617aaのブログ

文系科目ダメダメな中高生・浪人生のための英作文修行

2023-01-09から1日間の記事一覧

オリジナル勉強風呂Gu 第677回 2023.1/23

古文研究法83-2 竹取物語より:(大伴大納言)「竜の首の玉取り得ずは帰り来(く)な」と宣(のたま)へば、「かかる好き事し給ふこと」と謗(そし)りあへり。「親君と申すとも、かくつきなき事を仰せ給ふこと」と、ことゆかぬものゆゑ、大納言を謗りあひたり。 大…

オリジナル勉強風呂Gu 第676回 2023.1/22

古文研究法83-1 古今集より:待つ人も来ぬものゆゑに鶯(うぐいす)の鳴きつる枝を折りてけるかな 待つ人も来ないのに(あの人に見事な花を見せようとして私は)せっかく鶯が楽しく鳴いていた梅の枝を折っちゃったなあ。 N君:接続助詞「ものから」に逆接と順接…

オリジナル勉強風呂Gu 第675回 2023.1/21

古文研究法82-2 奥の細道:曙(あけぼの)の空朧朧(ろうろう)として月は有明(ありあけ)にて光収(をさ)まれるものから、富士の峯かすかに見えて、上野・谷中の花の梢、またいつかは、と心細し。 曙の空がボンヤリ霞み月は空に残って、光は薄らいでいるので、そ…

オリジナル勉強風呂Gu 第674回 2023.1/20

古文研究法82-1 源氏物語帚木より:月は有明(ありあけ)にて光収(をさ)まれるものから、影さやかに見えてなかなかをかしき曙(あけぼの)なり。何心なき空の景色もただ見る人から、艶(えん)にもすごくも見ゆるなり。 夜が明けてもまだ月が残っている。光は薄ら…

オリジナル勉強風呂Gu 第673回 2023.1/19

古文研究法81-2 竹取物語より:今は帰るべきになりにければ、この月の十五日にかのもとの国より迎へに人々まうで来むず。さらずまかりぬべければ、おぼし嘆かむが悲しきことを、この春より思ひ嘆きはべるなり。 もう帰らなくてはならない時期になってしまい…

オリジナル勉強風呂Gu 第672回 2023.1/18

古文研究法81-1 竹取物語より:さきざきも申さむと思ひしかども、必ず心惑はし給ふものぞと思ひて、今まで過ごしはべりつるなり。さのみやは、とて、うち出ではべりぬるぞ。己(おの)が身はこの国の人にもあらず、月の都の人なり。それを、昔の契(ちぎ)りあり…