kn0617aaのブログ

文系科目ダメダメな中高生・浪人生のための英作文修行

オリジナル勉強風呂Gu 第4回 2021.3/22

長恨歌 その4: 廻眸一笑百媚生 六宮粉黛無顔色

瞳をめぐらせて一笑すれば百媚生じ、六宮(りっきゅう)の粉黛(ふんたい)顔色なし。

彼女が瞳を巡らせて微笑むと艶めかしさが溢れ、それによって後宮の官女たちの美しさも色褪せてしまうのであった。

N君:僕の知ってるキラキラした形容詞は pretty と beautiful くらいしかないけど、全然足りない感じですね。粉黛って初めて見ましたが、お化粧のパウダーのことでしょうかね。

  When she smiles with her eye balls rolled from one edge to another, a splendid charm pours out from her countenance, which makes lots of court ladies feel embarrassed.

S先生: edge もわかるけど side でもいいね。with 以下の付帯状況はなかなか良い。キラキラ形容詞の splendid を知ってましたね。スペルに気を付けてね。countenance はちょって硬いかな。face とかどうですか。expression も良いと思います。全体的に良く出来ました。

When she smiles rolling her pupils seductively, her face is filled with such inexpressible charms that even beautiful ladies in the court are made to turn pale.

N君: seduction って魅惑してそそのかすことなんですね。知りませんでした。rolling 以下は分詞構文なんですね。それと、such ~ that ~ の構文をこういう風に使うのか、と感心しました。こういう有名な形を組み込むと、骨格ができるのであとは飾るだけですが、そもそも骨格をなかなか思いつきません。