kn0617aaのブログ

文系科目ダメダメな中高生・浪人生のための英作文修行

2023-04-17から1日間の記事一覧

オリジナル勉強風呂Gu 第795回 2023.5/22

百人一首137-2 御裳濯川歌合(みもすそがはうたあはせ)より:左右ともに姿さび詞(ことば)をかしく聞こえはべり。右の「まさきのかづら」や、少しいかにぞ、と聞こゆれど、「外山の秋は」など言へる末の句、優(いう)にはべれば、なほ持(じ)と申すべくや。 左右…

オリジナル勉強風呂Gu 第794回 2023.5/21

古文研究法137-1 御裳濯川歌合(みもすそがはうたあはせ)より:「左」きりぎりす夜寒(よさむ)に秋のなるままに 弱るか声の遠去かりゆく 「右」松に這(は)ふまさきのかづら散りにけり 外山(とやま)の秋は風すさぶらむ 「左歌」もう秋も末で夜寒の頃となったの…

オリジナル勉強風呂Gu 第793回 2023.5/20

古文研究法136-2 更級日記より:かかる程のことはいらへぬも便(びん)なし、などあれば、「千草(ちぐさ)なる心ならひに秋の野の」とばかり言はせて、行き過ぎぬ。 こんな場合は返事をしないのも具合が悪い、などと供の者が言うので、私は上句を作って「移り気…

オリジナル勉強風呂Gu 第792回 2023.5/19

古文研究法136-1 更級日記より:八月ばかりに太秦(うづまさ)に籠(こも)るに、一条よりまうづる道に男車、ふたつばかりひきたててものへ行くにもろともに来(く)べき人待つなるべし、過ぎて行くに、随身(ずいじん)だつ者おこせて「花見に行くと君を見るかな」…