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文系科目ダメダメな中高生・浪人生のための英作文修行

2022-11-01から1日間の記事一覧

オリジナル勉強風呂Gu 第607回 2022.11/14

古文研究法51-2 枕草子:(帝は)馬の命婦(みゃうぶ)をもさいなみて「めのと替へてむ、いとうしろめたし」と仰せらるれば、かしこまりて御前にも出ず。犬は狩り出でて、滝口などして追ひつかはしつ。 帝は馬の命婦にも小言をおっしゃって「猫の世話係を変えよ…

オリジナル勉強風呂Gu 第606回 2022.11/13

古文研究法51-1 枕草子:朝餉(あさがれひ)の御間にうへおはしますに、御覧じていみじう驚かせ給ふ。猫を御ふところに入れさせ給ひて男(をのこ)どもを召せば、蔵人忠隆・なりなか参りたれば「この翁丸(=犬の名)うち調(てう)じて犬島へつかはせ、ただいま」と…

オリジナル勉強風呂Gu 第605回 2022.11/12

古文研究法49-2 宇津保物語:三人の人(父母と俊蔭)額をつどへて血の涙を落として、出で立ちてつひに船に乗りぬ。もろこしに至らむとする程に仇(あた)の風吹きて、三つある船、二つは損(そこ)なはれぬ。多くの人沈みぬる中に、俊蔭が船は波斯国(はしこく)に放…

オリジナル勉強風呂Gu 第604回 2022.11/11

古文研究法49-1 宇津保物語:俊蔭十六歳になる年、もろこし船出だし立てらる。此度(こたみ)は殊(こと)に才(ざえ)賢き人を選びて大使・副使と召すに、俊蔭召されぬ。父母悲しむこと、さらに譬(たと)ふべき方なし。一生に一人有る子なり。かたち、身の才(ざえ)…