2022-03-10から1日間の記事一覧
帚木328・329・330・331:簀子(すのこ)の中に程を立てたる小障子のかみより、ほのかに見え給へる御ありさまを、身にしむばかり思へる、すき心どもあめり。月は有明(ありあけ)にて光をさまれるものから、顔けざやかに見えてなかなかをかしき曙(あけぼの)なり…
帚木328・329・330・331:簀子(すのこ)の中に程を立てたる小障子のかみより、ほのかに見え給へる御ありさまを、身にしむばかり思へる、すき心どもあめり。月は有明(ありあけ)にて光をさまれるものから、顔けざやかに見えてなかなかをかしき曙(あけぼの)なり…