2021-04-10から1日間の記事一覧
桐壺60:(手紙に添えられた帝の歌)「みやぎ野の露ふきすさぶ風の音に 小萩がもとを思ひこそやれ」とあれど、え見給ひはてず。 帝からの手紙には「御所を吹き抜ける秋風の音を聞くと小萩の枝が折れるんじゃないかと心配だが、それと同じように母君の里にいる…
桐壺60:(手紙に添えられた帝の歌)「みやぎ野の露ふきすさぶ風の音に 小萩がもとを思ひこそやれ」とあれど、え見給ひはてず。 帝からの手紙には「御所を吹き抜ける秋風の音を聞くと小萩の枝が折れるんじゃないかと心配だが、それと同じように母君の里にいる…