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文系科目ダメダメな中高生・浪人生のための英作文修行

2022-12-06から1日間の記事一覧

オリジナル勉強風呂Gu 第646回 2022.12/23

古文研究法70-2 土佐日記:青海原(あおうなばら)ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも とぞ詠めりける。 N君:この歌はすでに第429回に登場した歌ですが、あの百人一首では「青海原」のところが「天の原」となっていました。前回も指摘した通り「日…

オリジナル勉強風呂Gu 第645回 2022.12/22

古文研究法70-1 土佐日記:昔、安倍の仲麿といひける人は、唐(もろこし)に渡りて帰り来ける時に、かの国の人、馬(むま)のはなむけし別れ惜しみて、かしこの詩(からうた)作りなどしける。飽かずやありけむ、二十日(はつか)の夜の月出づるまでぞありける。その…

オリジナル勉強風呂Gu 第644回 2022.12/21

古文研究法69-2 日本永代蔵:然(しか)りといへども、残して子孫のためにはなりぬ。密かに思ふに、世にあるほどの願ひ、何によらず、銀徳にてかなはざること、天(あめ)が下に五つあり。それより外(ほか)はなかりき。 たしかに金銀はあの世では役に立たぬが、…

オリジナル勉強風呂Gu 第643回 2022.12/20

古文研究法69-1 日本永代蔵:人間、長く見れば朝(あした)を知らず、短く思へば夕(ゆふべ)に驚く。されば天地(あめつち)は万物の逆旅(げきりょ)、光陰は百代の過客(かかく)、浮生(ふせい)は夢幻といふ。時の間(ま)の煙、死すれば何ぞ、金銀、瓦石(ぐわせき)に…

オリジナル勉強風呂Gu 第642回 2022.12/19

古文研究法68-3 徒然草216段より:(最明寺入道、接待を受ける側)「年ごとに給はる足利の染め物、心もとなく候」と申されければ、(足利左馬、接待する側)「用意し候」とて、いろいろの染め物三十、前にて女房どもに小袖に調(てう)ぜさせて、後に遣(つか)はさ…