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文系科目ダメダメな中高生・浪人生のための英作文修行

2022-09-14から1日間の記事一覧

オリジナル勉強風呂Gu 第559回 2022.9/27

古文研究法18 徒然草:しのぶの浦の漁師(あま)の見る目も所狭(ところせ)く、暗(くら)ぶの山も守(も)る人繁(しげ)からむに、わりなく通はむ心の色こそあはれと思ふ節々(ふしぶし)の忘れ難きことも多からめ。親兄弟(おやはらから)許してひたぶるに迎へすゑたら…

オリジナル勉強風呂Gu 第558回 2022.9/26

古文研究法17-2 源氏物語橋姫:添ひ伏したる人(中の君=次女)は琴の上にかたぶきかかりて「入る日を返す撥こそありけれ。さま異(こと)にも思ひ及び給ふ御心かな」とてうち笑ひける気配、今少しおもりかに由付(よしづ)きたり。(大君)「及ばずともこれも月に離…

オリジナル勉強風呂Gu 第557回 2022.9/25

古文研究法17-1 源氏物語橋姫:あまたへ通ふべかめる透垣(すいがい)の戸を少し押し開けて見給へば、月をかしきほどに霧(き)り渡れるを眺めて、簾を短く巻き上げて人々ゐたり。内なる人、一人(大君=長女)は柱に少し居隠れて琵琶を前に置きて撥(ばち)を手まさ…

オリジナル勉強風呂Gu 第556回 2022.9/24

古文研究法16-2 枕草子:「物調ぜさせばや」と言へば、「つひに言ひあらはしつる」など笑はせ給ふに、忠隆聞きて台盤所のかたより「まことにやはべらむ。かれ見はべらむ」と言ひたれば、「あなゆゆし、さる者なし」と言はすれば、「さりとも、つひに見つくる…

オリジナル勉強風呂Gu 第555回 2022.9/23

古文研究法16-1 枕草子:「さは翁丸」といふに、ひれ伏していみじく鳴く。御前にもうち笑はせ給ふ。人々集まりて、右近の内侍(ないし)召して「かく」など仰せらるれば、笑ひののしるを、上(うへ)も聞こしめして渡らせおはしまして「あさましう、犬などもかか…