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文系科目ダメダメな中高生・浪人生のための英作文修行

2022-09-07から1日間の記事一覧

オリジナル勉強風呂Gu 第545回 2022.9/14

古文研究法10 枕草子:冬はつとめて。雪の降りたるは言ふべきにもあらず。霜などのいと白く、また、さらでも、いと寒きに火など急ぎおこして炭もて渡るもいとつきづきし。 冬は早朝が趣深い。雪が降っていればもちろんのこと、霜なんかのたいそう白く、また…

オリジナル勉強風呂Gu 第544回 2022.9/13

古文研究法9 枕草子:頭中将の、そぞろなる虚言(そらごと)を聞きて、いみじう言ひ落とし「何しに人と思いけむ」など殿上にてもいみじくなむ宣ふ、と聞くに、恥ずかしけれど「真(まこと)ならばこそあらめ、おのづから聞き直し給ひてむ」など笑ひてあるに、黒…

オリジナル勉強風呂Gu 第543回 2022.9/12

古文研究法8 枕草子:うち解くまじきもの。えせ者。さるは、良しと人に言はるる人よりも裏無くぞ見ゆる。 気の許せない者、それは身分の低い者。だけれど、彼らは、上流だと世間で言われる人よりも隠し隔てがないように思われる。 N君:「さるは」は逆接語で…

オリジナル勉強風呂Gu 第542回 2022.9/11

古文研究法7 枕草子:九月九日(ながつきここのか)は暁(あけ)がたより雨少し降りて、菊の露もこちたくそぼち、おほひたる綿などもいたく濡れ、移しの香ももてはやされたる。つとめては止(や)みにたれどなほ曇りて、ややもすれば降り落ちぬべく見えたるもをか…