2022-08-01から1日間の記事一覧
百人一首No.93 鎌倉右大臣:世の中は常にもがもな渚こぐ あまの小舟の綱手かなしも この世の中はずっとこのまま変わらないでいてほしいものだ。波打ち際の小舟に付いた引き綱を見ると、身にしみて心動かされるなあ。 N君:鎌倉右大臣は頼朝の次男で鎌倉3代将…
百人一首No.92 二条院讃岐:わが袖は潮干(しほひ)に見えぬ沖の石の 人こそ知らね乾く間もなし 私の袖は、引き潮の時にも海中に隠れて見えない沖の石のように、人は知らないだろうが、涙に濡れて乾く暇もないのです。 N君:斬新な構成の歌だと思います。 Peop…