2022-07-27から1日間の記事一覧
百人一首No.85 俊恵法師:夜もすがらもの思ふころは明けやらで 閨(ねや)のひまさへつれなかりけり 一晩中もの思いに耽っているこの頃は夜がなかなか明けないで、つれない人はもとより寝室の戸の隙間までもがつれなく思われるのであった。 N君:第440回で取り…
百人一首No.84 藤原清輔朝臣:ながらへばまたこのごろやしのばれむ 憂しと見し世ぞ今は恋しき もしこの先生き永らえるならば、辛いと感じているこの頃のことも懐かしく思い出すだろう。辛いと感じながら過ごした昔のことも、今は恋しく思い出すので。 N君:…