2022-06-30から1日間の記事一覧
百人一首No.53 右大将道綱母:嘆きつつひとり寝(ぬ)る夜の明くる間は いかに久しきものとかは知る 嘆き嘆きして独りで寝る夜の明けるまでの時間がどんなに長いものであるか、あなたは御存知でしょうか、いや御存知ではないでしょうね。 N君:道綱母は蜻蛉日…
百人一首No.52 藤原道信朝臣:明けぬれば暮るるものとは知りながら なほうらめしき朝ぼらけかな 夜が明けてしまうとやがて日が暮れて、そうしてあなたに逢えると分かってはいるものの、それでもやはり恨めしい夜明けだなあ。 N君:「知りながら」の「ながら…