2022-02-09から1日間の記事一覧
帚木205・206:(左馬頭の言葉続き)よろづの事に、などかはさても、とおぼゆる折りから時々、思ひ分かぬばかりの心にては、よしばみ情だだざらむなむ、めやすかるべき。すべて心に知れらむ事をも知らず顔にもてなし、言はまほしからむ事をも、ひとつふたつの…
帚木205・206:(左馬頭の言葉続き)よろづの事に、などかはさても、とおぼゆる折りから時々、思ひ分かぬばかりの心にては、よしばみ情だだざらむなむ、めやすかるべき。すべて心に知れらむ事をも知らず顔にもてなし、言はまほしからむ事をも、ひとつふたつの…